大人になってよく考えるようになったこと。
学生時代、勉強していた美術の世界は「人と同じことをやってちゃいかん!」って世界。
で、なんだかんだで現在ウェブを仕事にしてるわけですが、やはり「人と同じことをやってちゃいかん!」な世界。
大体の人がそうだと思いますが、小さい頃は周りの人と同じことをして安心していたと思います。
それが学生を終え、就職し、社会の厳しさを目の当たりにしたあたりから、だんだんと人と同じことをやってちゃいかん!という方向にシフトしてくるように思います。
僕もそんな例に漏れず、高校生くらいまでは人と同じことをして安心してるような人間でした。
人と違うって何?
とにかく周りを知らないことには人との違いなんて見つけられません。
僕も普段からいろーんなサイトを見てたりしますが、ほんと良いサイトっていっぱいあります。
若干ヘコみます。自分にこれだけのことが出来るのか?という思いに駆られます。
でもまずはそこを受け入れなくては「人と違うもの」なんて作れないんだと思います。
で、自分ならここはこうするとか、ここは見習おうとかを見つけるわけです。
つまりは「インプット」してるわけですね。
次は真似してみる
もちろん全く同じじゃダメですよ。
自分なりに改善しようと思う点、見習うべき点を取り入れて作ってみる。
もちろんそう上手くは行きません。
頭では理想の形がイメージできていても、どうしても身体が上手く動いてくれません。
僕も毎回ここで格闘しています。
で、段々わかってきたのは、この「アウトプット」する作業が上手く行くかどうかは「整理」できているかが肝だと思います。
ただ漠然と「カッコいい」とか「使いやすい」とかではなく、どこが良いと思える理由なのかを掘り下げて考えてみる。
その上で「アウトプット」することで「インプット」したことを本当の意味で使いこなせるようになるんだと思います。
自分の得意技を見つける
で、「アウトプット」を繰り返してるうちに段々と自分の「得意技」が見えてくる。
あとはここを伸ばせばいいんじゃなかなーと思います。
人と違うって基準はその人の尺度による所が大きいと思うので、見る人によってその基準は変わってくると思うんです。
だったら自分の得意技を伸ばした方が自分も楽しいし、その力を求めてる人にとってもメリットが大きいと思います。
もちろん周りを知らなければ、自分のどこが優れているかは分からないけど、あまり周りを意識し過ぎるのも良くないのかなと思ったり思わなかったり…
ところで僕の「得意技」ってなんだろう?
計画性?整理整頓?
なんとなくウェブに向いてるような気がする!…と言い聞かせて日々の挫折と闘っています。