今さらな感もありますが、最近一眼レフカメラを買いました。
以前から欲しいとは思っていたのですが、如何せん慎重派なものでして、なかなか購入に踏み切ることが出来ずにいました。
撮りたいモノがあるわけではないし…
カメラが欲しいんだけどどれがいいかな?なんて相談すると「何撮るのかによるよね」なんて答えが返ってくることがあります。
何を撮るか?風景?人?モノ?いろいろあるとは思いますが、僕にはそれがない。
いきって青空、ラテアート、犬猫、小さいサボテンなんて撮ろうものなら小藪に何言われるか分かったもんじゃない(アメトークより)
頻繁に出掛けるわけでもないし…
そんな難しく考えないで欲しいなら買っちゃえばいいじゃんって話なんでしょうけど、どうせ買うならちゃんと使ってあげたいという親心なのか何なのか…
カメラを使うシーンと言えば、やはり出掛けた時が多いと思うのですが、基本的に出不精なものでキレイな景色を見てシャッターを切るとか、旅行先で記念写真を撮ってもらうって確立も非常に低いわけです(ちなみに自分を撮られるのは好きではない)
買う理由はないないづくしだったけど…
道具好きな自分としてはやっぱり憧れがありました。
シャッターを切る時のガシャコン!ってメカニカルな感じとか、ふいにカメラを構えた時の佇まいとか、単純にカッコいいじゃないッスか!
今まで幾度となく悩んできましたが、ちょっとしたキッカケもあって購入に踏み切ることに。
実際は買ってからも大して使わないで放置プレイになるだろうなと思ってました。
買ってみて分かったこと
自分でも意外や意外。何かと理由を付けてカメラを持ち出してます。
思えば初めてデジカメを買った時も特に何撮りたいとかがあったわけではないし、大して使い方も分かってなかったけど、結構パシャパシャ撮ってたなって思い出しました。
たぶん一番大きな理由は「お金を使った」という実感。
道具を買うということは当然お金が動く。何千円の時もあれば、何万円、何十万円、時には何百万円になることだってあると思います。
物事の順序としては逆かもしれないけど、買う理由があるから買うではなく、買ったから使うという、道具に意識が引っ張られるということもあるんだなと。
ミュージシャンが言う「新しく手に入れたギターに引っ張られてこの曲ができました」ってのと同じかなと思います(僕のはそんなカッコいいもんじゃないけど…)
あとカメラを買ってからというもの、携帯のカメラだろうがiPadのカメラだろうが、とにかく写真を撮る時の意識が変わりました。ちょっとでもいい感じに見せるにはどうしたら良いかなって。
ちょっとしたことだけど、こういう意識の変化の積み重ねで人は成長していくものだと信じて、この一眼レフで写真を撮っていきたいと思います。
ハマるととことんこだわってしまう性格故、レンズバカになるのが今から恐ろしい…